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貴方を諦めます
第10章 3年後
「ね、マジで俺って眼中にない感じ?」

「そんな事ないけど…」

「じゃあ今度飯でも行こーよ、つか日比谷って今東京だっけ?」

「うん」

「東京にも何人か同級生居るしさ、東京組で週末飲もうぜ。たまに集まってるし」

「そうなの?じゃあ今度誘ってね」


美紅も絶対に連れていくけど…


「じゃあLINE教えてよ」

「あ、うん」


森くんにLINEを教えると、俺も俺もと次々と人集りができる。


美紅に助けてほしくて視線を送るとすぐに目が合って、こっちに来てくれた。


「あーもう散った散った!!後でグループLINEでも作ればいでしょ!この話は終わり!」


美紅が来てくれたことで私は女子のグループに戻ることができた。
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