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貴方を諦めます
第14章 私のきもち
「遅かったじゃん~。時間ないから先に新幹線乗ろ」
美紅に続いて新幹線に乗って、空いてる座席に座ると頼んでいたお土産と駅弁を受け取った。
「ねぇ美紅…」
「何となくわかるよ、言いたいこと」
駅弁を開けながら美紅を見ると、少しバツの悪そうな顔をしながら私を見ていた。
「涼ちゃんに…付き合いたいって言われたの…」
「香織はどうしたいの?」
「正直、私は彼氏と別れたばかりだし、ちょっと疲れちゃって…今は恋愛をする気になれないし、涼ちゃんの事は今はもう好きじゃないの」
「そっか。立場が逆転したって感じね」
ご飯を食べながら、さっき涼ちゃんに言われたことを美紅に伝えた。
美紅は涼ちゃんが私に気持ちがあることを知っているみたいだった。
去年の地元の飲み会に参加した時、涼ちゃんから私のことを聞かれたらしく、その時に涼ちゃんが私のことを好きなんじゃないかと察したと…。
美紅に続いて新幹線に乗って、空いてる座席に座ると頼んでいたお土産と駅弁を受け取った。
「ねぇ美紅…」
「何となくわかるよ、言いたいこと」
駅弁を開けながら美紅を見ると、少しバツの悪そうな顔をしながら私を見ていた。
「涼ちゃんに…付き合いたいって言われたの…」
「香織はどうしたいの?」
「正直、私は彼氏と別れたばかりだし、ちょっと疲れちゃって…今は恋愛をする気になれないし、涼ちゃんの事は今はもう好きじゃないの」
「そっか。立場が逆転したって感じね」
ご飯を食べながら、さっき涼ちゃんに言われたことを美紅に伝えた。
美紅は涼ちゃんが私に気持ちがあることを知っているみたいだった。
去年の地元の飲み会に参加した時、涼ちゃんから私のことを聞かれたらしく、その時に涼ちゃんが私のことを好きなんじゃないかと察したと…。