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第14章 私のきもち

朱里さんは「でも、まぁ」と言いながら話を続けた。



「自分の気持ちに素直になればいいのよ。今は好きじゃなくてもまた好きになることもあるし、ならないこともある。

とりあえず普通に接してれば？

これからどうなるかなんて分からないんだし」



そうだよね…。


先のことなんて誰にも分からない。


無理なら無理でその時はちゃんと涼ちゃんに伝えればいいだけのこと。



自分の気持ちに正直になろう。



今は友達として涼ちゃんと接してみよう。