この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
貴方を諦めます
第15章 彼は積極的
一週間はあっという間だった。
私は土曜日の朝、スマホの着信音で目が覚める。
画面には“涼ちゃん”と出ていて、寝坊したのかと思って焦ったけど時計を見るとまだ7時だった。
お昼くらいに合流する予定だったけど、何かあったのかな。
寝惚けながらもそんなことを考えながら電話に出た。
「……もし、もし…?」
『ごめん、まだ寝てたよね』
「ぅん……」
『香織の部屋番号いくつ?』
「501……」
『すぐ行くから二度寝しないで』
すぐ行く……?
まだお昼まで5時間はあるのに……
化粧も15分あればできるし、10時過ぎに起きれば間に合うからまだ3時間は寝れるよ…?
涼ちゃん何言ってるの?と思えばインターホンが鳴って、ヨロヨロと玄関に向かった。
私は土曜日の朝、スマホの着信音で目が覚める。
画面には“涼ちゃん”と出ていて、寝坊したのかと思って焦ったけど時計を見るとまだ7時だった。
お昼くらいに合流する予定だったけど、何かあったのかな。
寝惚けながらもそんなことを考えながら電話に出た。
「……もし、もし…?」
『ごめん、まだ寝てたよね』
「ぅん……」
『香織の部屋番号いくつ?』
「501……」
『すぐ行くから二度寝しないで』
すぐ行く……?
まだお昼まで5時間はあるのに……
化粧も15分あればできるし、10時過ぎに起きれば間に合うからまだ3時間は寝れるよ…?
涼ちゃん何言ってるの?と思えばインターホンが鳴って、ヨロヨロと玄関に向かった。