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寝取られ孕まされた愛妻
第2章 会社の部下
「奥さんは自分の魅力に気付いていますか?」

木村が落ち着いた口調で話しかける。

「き、木村さん・・も、もしかして・・私を・・口説こうとしてます・・?」

麻美は意を決したように木村の方を向いて問い質したのだった。

「ええ、そのつもりです。いけませんか?」

木村は悪怯れもせず言い切った。

麻美はそんな木村の臆しない態度に驚いたようだった。

「私は・・あなたの上司の妻なのよ?私を口説いてどうするつもり・・?」

少し怒ったような口調だった。

「わかってます。ですから、課長と別れて下さいとは言いません。ただ、今こうして2人切りでいるんですから、日常の事は忘れませんか?と言ってるんです」

木村の奴は大したものだった。

一歩一歩、理詰めで麻美を追い込んでいる。

「日常を忘れて・・?いったい・・」

麻美が食ってかかろうとしたその瞬間、木村は麻美の首に手を回してこれ以上ないといったタイミングで麻美の唇を奪っていたのだった。

だが、それは一瞬だった。

「な、何をするの?」

驚いた麻美は慌てて顔を背け、木村に抗議しようとした。

「どうですか?一瞬でも、日常を忘れられたでしょ?」

木村は麻美の顔を覗き込むようにして尋ねた。

「私・・帰ります!」

麻美はソファから腰を上げた。

すると木村も立ち上がり、麻美を抱き締めたのだった。

「離して・・!」

麻美は木村の腕の中でもがいている。

「今日だけ・・今日だけでいいんです!今日だけ、僕と一緒に居ていただけませんか?」

木村は麻美を強く抱き締めながら囁くように言ったのだった。

「でも、私は人妻なのよ!好き勝手な事をしてちゃいけないの・・」

麻美は自分を戒めるかのように言うのだった。

「大丈夫です!悪いのは全て僕ですから・・。奥さんは少しも悪くありません」

木村は宥めるように説得するかのように低い落ち着いた声で麻美に話しかけていた。

「今日だけ・・?男は簡単そうに言うけど、女は・・特に人妻は・・そう簡単じゃないの・・」

麻美はにっこりと満面の笑みを浮かべて木村を見上げたのだった。

「そんな建前ばかりじゃ、世の中回りませんよ。体裁だけ繕っても、ストレスが貯まるだけ!どこかで・・ここぞと言う時には本音でいかないと・・生きてる意味がなくなっちゃいますよ!本当は奥さんもわかってる筈ですよね?」

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