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密会
第1章 🌹April🌹
「早く来い。」
私がモタモタしているうちに、日比谷教頭は着用していた背広を畳んでソファにかけると、キングサイズベッドへと腰を下ろしていた。
私も着てきたコートをソファにかけると、遠慮がちにベッドへと腰かけた。
振り返った日比谷教頭に、軽く腕をひかれただけで簡単にグラついた私の身体は、彼の腕の中に閉じ込められた。
良い匂い...。
日比谷教頭の清潔感のある匂いに包まれていると、抱擁が解かれ、今度は彼の角ばった大きな両手が私の胸に触れた。
最初はブラウスの上から優しく
徐々に手の平全体を使って揉みしだかれる。
「ッ...」
唇を噛み締めている私を一瞥した彼は、
片手で胸を掴んだまま、もう片方の手で器用に私のブラウスのボタンを外した。
その後、背中に手を回し、手慣れた手つきでブラのホックを取ると、直接私の胸を鷲掴みにする。
「アッ...ん...」
大胆かつ少々乱暴に揉みしだかれて、自然に胸を突き出す体勢になっている事へ羞恥を感じていると、突然トンと軽く胸を押され、私の身体は体勢を崩した。