この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
密会
第4章 🌹August-1🌹


煩わしい蝉の鳴き声、茹だるような暑さとギラギラの直射日光に疲れ果て、スイカや素麺等、冷たい物が恋しくなる8月。

生徒は休みだが、高校教師は教育期間が開催する研究や研修への参加、後期にかけての授業計画やカリキュラム作成、部活動の参加等、決して暇ではない夏休みを迎える。

その中で何とか夏季休暇を取得した私は、8月の第一週目の金曜日を悠々自適に過ごし、夜の10時には眠りについた。

眠りが浅かったのか、変な夢を見た。
日比谷教頭と私が登場していて、
名前は一緒だったが、それぞれ立場が異なっていて、
日比谷教頭は、1年A組の担任の先生兼数学教師、私はその生徒の一人として登場していた。

私は、かなり頭が悪かったらしく、
特に数学が苦手で常に赤点を取り、おまけに制服も着崩していて、所謂ギャルのような格好だった。

彼のクラスには、他にも成績の悪い子や服装のだらしない生徒も多くいたが、私だけによく嫌味を言っていた。
私の性格も、今とは全く違う。
教師に敬語も使えず、生意気で、学校も毎日登校するわけでもなかった。不良の道に片足を突っ込んだような生徒だったが、恋愛経験だけは豊富だったようで既に恋人が居た。

7月の期末テスト、またしても数学で赤点を取ってしまった私は、夏休み期間の補習も面倒くさいという理由で行かなかった。
当然、学校から電話がかかってきて、翌日私は学校に呼び出される事となった。
夏休みを潰されるのも嫌だが、ガミガミ「親不孝な娘」だと母に怒鳴られるのも嫌だった私は、しぶしぶ自宅を出ると、自宅前に車が停まっているのが見えた。

/177ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ