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私のお部屋
第8章 担任の豆田先生
「先生!私は生徒よ!
こういうのってよくないわ!」
「じゃあ、動画のような行為は良いと言うのかい」
そう言われれば身も蓋もなかった。
それに豆田先生を満足させれば
動画の削除をしてくれるのだから
ここは従うしかなかった。
「わかったわ…
でも、ここじゃイヤ!」
「大丈夫だよ、個室だから
声さえ出さなきゃバレないよ」
「私、声出すもん!
絶対にバレるもん!!」
じゃあ、それなりの場所ならいいんだね?
豆田先生と由香はコーヒーを一口も飲まずに
店を飛び出した。
とりわけ豆田先生は勃起しているのか
車に乗り込むまでずっと前屈みだった。
目的とするラブホテルに着くまで
車内の二人は無言だった。
これがパパ活の一環なら
豆田先生からある程度のお金を
ぶんどってやれるのに…
タダまんされるのがこんなに屈辱的なんだと
由香は地団駄を踏んで悔しかった。
しかし、なんにせよ
動画と言う人質を取られているので
ここは豆田先生の言いなりになるしかなかった。
「制服姿ってのはやっぱりまずいだろ」
豆田先生は自分のブレザーを脱いで
「これを着なさい」と手渡した。
あら?以外と小心者なのねと
少しずつイニシアティブが
由香に移り変わろうとしていた。