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私のお部屋
第10章 運命の出逢い

ゆっくりと由香が自分のペニスに向かって
キスをしようと顔を近づけてくる。

『似ている…
あの女(ひと)によく似ている…』

圭一は半年前に
童貞を卒業させてくれた女性を思い出していた。

半年前、北海道への長距離輸送便で
トラックを走らせているとき
真夜中だと言うのにヒッチハイクを試みる女を
草原を突っ切る国道で拾った。

単身赴任の旦那さんに会うために
わざわざ東京から来たのだと女は言った。

しかし、旦那は単身赴任先で女を作って
イチャイチャしているのだとかで
後先考えずに旦那の元から立ち去って来たと
その女は言っていた。

最寄りの鉄道駅に送ってくれと女は言ったので
圭一は仕方なく女を乗せて夜の国道を走らせた。

乗せてくれたお礼にと
女は圭一の童貞を卒業させてくれた。

後にも先にも
女性を抱いたのはあの時だけだ。

そして、今まさにあの時以来の女性と
体を重ねるチャンスがやって来た。

女性経験の乏しい圭一は
上手くリードするどころか
ペニスを頬張ろうとしている由香に
どうやって接したらいいものか
微動だにできずにいた。

そんなぎこちない動きに
由香がめざとく気づいた。

「ねえ…もしかして…チェリー?」

童貞を意味する隠語を口にして
由香が申し訳なさそうに尋ねた。


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