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私のお部屋
第11章 呼び出し

そんな話をしている最中も
動画の中の由香は感じているのか
アンアンと艶かしい声を漏らしていた。

「もう結構ですから動画を止めてください」

桃子はいたたまれなくなった。
処女でないことは知っていたが
こうやって娘がどこの誰とも
知らない男に抱かれて悶える姿は見たくなかった。

「まあ、こういうことが校外にバレたら
娘さんは間違いなく退学処分ですが…
なにせ、あなたの娘さんですから
私たちも極秘に穏便に済ませたいわけですよ」

「どうぞ何卒よろしくお願いします」

桃子は心の底から娘の行いを詫びた。
家出したけれど知人の家で元気にしていると思っていたのに、こんな卑猥な動画まで撮らされて
あの子ったら、いったい何を考えているのやら…

「ご心配なく、精一杯削除に頑張りますから」

豆田先生は額に浮かんだ汗をハンカチで拭いながら
桃子に声をかけた。

当たり前よ、
担任のあなたがもっとしっかりしないとね。

PTA会長の佐藤さんが豆田先生を叱りつけた。

「まあ、動画の方は豆田先生に任せるとして
一日も早く由香さんが戻ってくることを祈ろうではありませんか」

この件に関しては豆田先生に
骨を折ってもらいましょうと校長先生は、
その場を打ち切る言葉で閉めた。





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