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私のお部屋
第13章 和解

新しい下着とパジャマ…ここに置いておくわね

由香はそう言って脱衣室に着替えを用意した。


しばらくたって浴室から出てきた圭一は
真新しい下着を身につけていたが
パジャマは着ていなかった。

パジャマを「着ない派」の圭一だったので
スーパーで安売りしていたのを購入したのだけれど
お気に召さなかったのかしらと
由香はあえて
「パジャマを着た方がいいわ」とも言わなかった。

そのまま圭一がベッドへ直行するのかと思いきや
タンスからスーツを取り出して着用し始めた。

「あら?疲れているのにお出掛けですか?」

怪訝に思って由香は声をかけたけれど
圭一は無言でネクタイを結び始めた。

『やだ…私、気に障ることを言ったかしら…』

着替え終わった圭一は
外出するどころか
リビングの椅子に着席した。

「由香…こっちに来て座ってくれないか?」

いつもと違う様子なので
由香は何事かと思いながらも
言われたように圭一の向かいに着席した。


由香が着席するや否や
圭一は立ち上がって由香の正面で
片ヒザをついてしゃがみこんだ。

『えっ?何?なんなの?』

驚く由香を尻目に
圭一はスーツの内ポケットから
小さな小箱を取り出した。


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