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私のお部屋
第13章 和解

圭一はゆっくりと由香をベッドにおろして
寝かせてくれた。
決して「もう、お前は俺の女だぜ」と
手荒にベッドに放り投げることはしなかった。

その圭一の優しさに由香はうっとりとした。

ベッドで横になる由香を見下ろしながら
圭一はスーツを脱いでゆく。

「スーツがしわくちゃになっちゃうわよ」

由香が注意しても
「そんなのクリーニングに出してしまえば
どうってことないよ」と
スーツを乱暴に床に投げ捨てた。

均整のとれた男らしい体に
隆々としたペニス…
『この人となら幸せになれるわ…』
由香は圭一のペニスを見つめながら
股間を熱くした。

全裸の圭一は由香に覆い被さってきた。

腕を圭一の首に回すと、
圭一の柔らかな舌が、由香の唇を割って入る。

もう、我慢出来ない。

私も、圭一さんが欲しい。

由香が圭一の下半身に手を伸ばそうとすると
「まだ、だぁ~め」と
圭一は腰を引いてペニスを遠ざける。

そのまま圭一は、
由香のブラウスのボタンを一つずつ外していった。

ブラウスをするりと脱がされ、
キャミソールをたくし上げられた。

露になったブラジャーは花柄の刺繍入り。

なんとなく、プロポーズの予感がしたのか
由香にしては、
かなりシックなブラを身に付けていた。

見て欲しいけど、見られるのが恥ずかしい。

「可愛いよ、由香…」

圭一が耳元で囁く。

圭一は、ブラジャーの上から、
由香の胸にそっと触れた。

大きな掌に包まれた、胸。
円を描くように、柔らかく、揉まれる。

ブラジャーのホックが外され、胸が外気に触れた。

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