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第13章 和解

「うん…」

肩を抱かれると、すごく安心できた。

『私、本気でこの人を愛してしまったんだわ』

真剣な恋愛だと娘の由香はわかってくれるかしら…

桃子の不安を打ち消すように
豆田先生の手はがっしりと桃子の肩を抱く。

「マイナス思考じゃ、何もうまくいかないよ」

そう言って豆田先生は、
桃子の唇を塞ぐようにキスをした。

「ホラ、もっと舌出してごらん」

「ふ、ん、んン……」

桃子は言われるがままに
舌を少し上向きに突き出した。

豆田先生は差し出された舌を
チュウチュウと音を立てながら吸い付き、
一緒に吸い取った桃子の唾液を飲み込む。

「ねえ、ほらもっと気持ちよくなって…
大丈夫、何も心配することはないよ
案ずるより産むが易しって言うじゃないか」

「はぁぁん…」

言葉の魔法というのか
言われれば言われるほど
由香に二人の関係を認めてもらえそうな気になる。

「あれ、乳首が立ってきてない？」

「だって…」

豆田先生は湯の中で
しっかりと勃起している乳首を目ざとく見つけた。

豆田先生は人差し指の先で、
ゆっくりと桃子の乳首の周りで円を描く。

「う、うっ…」

「なあに？立ってる乳首、触られたいのかな？」

豆田先生は、胸の蕾をツンっと勢いよく弾いた。

「あァっ！んぅ…」

体内をほとばしる刺激に耐えきれず、
桃子は背中を仰け反らす。

湯の中で、
いつもより一層つややかになった桃子の肌は、
豆田先生を興奮させてゆく。