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私のお部屋
第13章 和解

「桃子さん…いや、お母さん!
由香さんを僕に下さい!!」

圭一は直立不動で腰を90度折り曲げて
桃子に由香との結婚を許して欲しいとお願いした。

「いいわよ」
桃子がコーヒーを飲みながら
いともあっさりと婚姻を認めた。

「えっ?」
由香が未成年なので反対されると思っていた圭一は
肩透かしを食らって驚いた。

いや、その場では、もう一人の男が驚いていた。

「桃子!ちょっと待ちなさい
由香はまだ高校生なんですよ?
いくらなんでも少し早すぎませんか?」

豆田先生が慌てて桃子に
思い止まるようにと提言した。

「いいのよ
由香が幸せになるんなら私は大賛成よ」

「いや、しかし…」

由香は先生さえいなけりゃ
トントン拍子で話がまとまるのにと
ムカムカしてきた。

「ところで何で豆田がここに居るわけ?
それにさっきからママの事を
桃子って呼び捨てにしちゃってさぁ!」

「由香…実を言うと私たち…」

桃子がそこまで言うと
豆田先生は桃子の肩を抱いた。

「由香、先生とお母さんは結婚することにした」

「ええっ?!」

由香は思わず驚いていて
椅子から転げ落ちそうになった。

圭一は何が何やらさっぱりわからずに
直立不動のまま固まってしまっていた。




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