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私のお部屋
第5章 キモオタオヤジとデート

パパ活するにあたって
相手の容姿にこだわりを持ってはいけない。

それは良美だって理解している。
時間を拘束してお金をいただくのだから
割り切ってしまわないといけない。

でも、送られてきた写メを見て
良美は一瞬断ろうかなと思った。

だって、デブ、ハゲ、ちびの
三拍子が揃っているのだから。

どれかひとつならば我慢できるけれど
自分の嫌いなタイプが三つも揃っていると
デートするにしても
笑顔を見せれるか自信がなかった。

それでも由香の面倒を見ると言いきったからには
どんな相手であろうと
しっかりとお相手して小銭を稼がねば…

映画やカラオケといった一万円コースなら
頑張ろうという気もわいてくるけれど
公園のお散歩デートなんて拘束時間が長い割に
三千円しかいただけないのだから
約束を反古にしてやろうかとさえ思った。

しかし、この業界は噂がすぐに広がる
『あのサイトの女は選り好みするぞ』
そんな噂でアカウントがバンされたら
この商売が成り立たなくなる。

なので良美はちょっと我慢すればいいかと
男の誘いを受けて
こうして待ち合わせ場所で待機している。

しばらくすると
写メそのままのデブ、ハゲ、ちびの
三拍子男が早足で
ハアハアと荒い呼吸をして近づいてきた。



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