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私のお部屋
第6章 危ない男

「由香ちゃん…悪いけど
チキンライスは明日の朝食にいただくわ」

「えっ?なんでぇ~?」

「今夜はパパ活して夕飯をご馳走になってきたの
だから…ごめん、パスさせてね」

申し訳なさそうに言われると
由香としても良美先輩を責めるわけにはいかない。

パパ活をやろうと決めたのだから
今夜とは逆に由香が
お相手の方と食事をする事もあるだろうし…

「はぁ~い、わかりましたよ
じゃあ、ラップして冷蔵庫に入れておくから
明日の朝にでも食べてね」

「ごめんね由香ちゃん…
私、疲れちゃったからお風呂に入って寝るね」

浴室に向かう良美先輩を追いかけて
「お背中、流しましょうか?」と
ちょっとだけ悪戯心で良美の尻の谷間に手を添えて
指でアナル目掛けてチョンチョンとつついた。

「っつ…!!」

良美先輩は体をビクンとさせて仰け反った。

だが、その仰け反りかたというのが
感じたというよりは痛みに耐えたと言うべきだった

「由香!悪いんだけど触らないでくれる?」

口調は柔らかだったけど
その目は絶対に触るなよと釘を刺す目だった。


『先輩…体調が悪いのかしら?』

いつもと違う雰囲気に
由香はしょんぼりとした。

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