この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私のお部屋
第6章 危ない男
「由香ちゃん…悪いけど
チキンライスは明日の朝食にいただくわ」
「えっ?なんでぇ~?」
「今夜はパパ活して夕飯をご馳走になってきたの
だから…ごめん、パスさせてね」
申し訳なさそうに言われると
由香としても良美先輩を責めるわけにはいかない。
パパ活をやろうと決めたのだから
今夜とは逆に由香が
お相手の方と食事をする事もあるだろうし…
「はぁ~い、わかりましたよ
じゃあ、ラップして冷蔵庫に入れておくから
明日の朝にでも食べてね」
「ごめんね由香ちゃん…
私、疲れちゃったからお風呂に入って寝るね」
浴室に向かう良美先輩を追いかけて
「お背中、流しましょうか?」と
ちょっとだけ悪戯心で良美の尻の谷間に手を添えて
指でアナル目掛けてチョンチョンとつついた。
「っつ…!!」
良美先輩は体をビクンとさせて仰け反った。
だが、その仰け反りかたというのが
感じたというよりは痛みに耐えたと言うべきだった
「由香!悪いんだけど触らないでくれる?」
口調は柔らかだったけど
その目は絶対に触るなよと釘を刺す目だった。
『先輩…体調が悪いのかしら?』
いつもと違う雰囲気に
由香はしょんぼりとした。