この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私のお部屋
第6章 危ない男

就寝する時も
狭いベッドなので自然と体が触れ合うのだけれど
良美先輩ったら
なるべく体に触れないようにしたいのか
ベッドの隅っこに寄って寝た。

「先輩…由香が邪魔なら床で寝て上げようか?」

「ううん、ごめんなさい…
由香ちゃんに気を使わせちゃってるよね…」

その後の言葉が続かない。
何かを告白しようとしているのが
手に取るようにわかった。

「先輩…何かあったのなら、何でも話してね」

「由香ちゃんごめんね…
じゃあ…本当の事を言うわね…」

そう言って良美先輩は
全てを由香に打ち明けてくれた。

散歩だけのデートコースなのに
薬を飲まされてホテルに連れ込まれたこと、
たった三千円でまんまと抱かれてしまったこと、
そして…アナルバージンを奪われたこと…

「ひっどぉ~い!
そんな奴はサイトの事務局に通報して
懲らしめてやりましょうよ!」

「無駄よ…多分、すでに退会してるわ
そして別アカウントで再登録して
また誰かを罠にかけるつもりだわ」

「先輩、可哀相…」

お尻は触らないから安心してこっちに来て…

由香は良美先輩の下半身には触れずに
上半身だけをしっかりと抱きしめた。

「パパ活なんてろくなことがないわね…
楽してお金儲けなんかするなってことよね」

たぶん、良美先輩は
パパ活から足を洗うつもりなんだと
由香は気づいた。

それならば私が先輩の分まで頑張らなきゃと
ひそかに現在交渉中の相手と会うつもりでいた。

/240ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ