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私のお部屋
第6章 危ない男
『く、苦しい…!』
拘束されていなければ手を男の腰に押し当てて
押し返してギブアップのサインを
出すことが出来るけれど
後ろ手に腕を縛り上げられているので
それさえままならない。
男は容赦なく屹立したペニスを
喉奥まで突っ込み腰を振り続ける。
肺が酸素を求めているが
自分ではどうすることも出来なかった。
『もう…ダメ…』
目の前が暗くなり意識が遠のく
これで自分の人生が
終わりを告げるのだと覚悟した。
目を剝いて脱力する間際に
男はペニスを引き抜いてくれた。
「いいぞ、なかなかいい画像(え)が撮れた
これなら高値で買ってもらえるだろう」
男がそんなことをほざいていようが
由香の耳には聞こえない。
酸素を求める方が最優先だったからだ。
「げほっ!ゲホッ!!」
必死に呼吸をしようと思っても
溜まった唾液が一気に喉に流れ込み
酸素の行く手を邪魔する。
「そら、こうすると楽になるだろう」
男は横向きに由香を寝転がした。
つっかえていた唾液がスムーズに流れて、
ようやく由香は
呼吸をする事が出来るようになった。
「もうやだ…
お願い、お金は返すから
私を帰らせてください」
由香は涙をポロポロこぼしながら
男に哀願した。
そんな由香の表情を
ビデオカメラのファインダー越しに見ながら
いいぞ、いいぞ!この表情が欲しかったんだよと
男はニヤリと笑った。