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第3章 透ける肌

　早く
　強く
　乱暴に
　今までのオママゴトとは違う欲情した雄の本気の責めに宣子はなす術もない。
　されるがまま。
　まるでオナホールの様に扱われても文句一つ抵抗一つしないで受け入れている。
　俺の物だ！
　俺だけの玩具だ！
　誰にも渡すものか！
　子供染みた独占欲が頭を心を占める。
　どうすればいい？
　どうすれば俺の物だと証明出来る？

　マーキング
　
　短い単語が稲妻の様に脳天から脊髄を通り腰骨、精巣に走り抜ける。
　睾丸がグイと上がり肉棒が一回り大きく膨らむ。
　ドビュッシー！
　大量のザーメンが痛みすら覚える勢いで迸る。
　「ヴゥェ～！」
　前触れもなく口内を満たした生臭い粘液に驚きチンポから口を離した宣子の顔にも第二波の白濁液が襲い掛かり可愛い顔を汚す。
　これだ。
　これがマーキングだ。
　こんなに精液にまみれた女を他の誰が抱けるというのだ。
　今この時から宣子は俺の所有物になったのだ。