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第2章 思わぬ誤算

見知らぬ男たちが見ている前で服を脱ぐのが、女にとってはどれだけ辛いことか。やらされている芽衣の気持ちを思うと心が痛い。しかし、芽衣にもう迷いはなかった。潔くブラウスを脱いだ。スカートのファスナーを下したところで、ほんの一瞬ためらうように手が止まったが、フーッと一つ大きく息を吐くと思い切ったようにスカートも脱いだ。

芽衣の透き通るような白い肌が露になった。残っているのは、華やかなレースの飾りのついた白い下着だけだ。

寒そうに両腕を抱え込んでいる芽衣に向って、背の高い方の男が何か叫んだ。

「下着もとれって言ってる」

アシュラフが通訳する。

芽衣は頷くと、背中に腕を回した。ブラジャーのホックを外すと、腕で乳房を上手に隠しながら、ブラジャーを取った。そのままパンティに手をかけると、足元まで一気に下し、足から抜いた。