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NTR人妻強制淫交
第1章 忍び寄る魔の手
俺の名前は高畑周大。資源開発の仕事をしている。結婚したばかりの妻、芽衣を伴って半年前にこの国に来た。

アシュラフは、俺の同僚だ。現地の人間だが、日本人とのハーフで日本に留学した経験もあり、流暢な日本語を話す。歳は俺と同じ28歳。独身。頭は切れ、優しく頼りになる男で、仕事だけでなく日常の生活でも俺たち夫婦の通訳をかってくれ、何かと世話をやいてくれていた。

貧しい国だが、治安は良く、人々は陽気で明るい。俺も芽衣も来てすぐにこの国が好きになった。しかし、ひと月前、状況が一変する。民族間対立から内紛が起こり、一夜にして武装勢力が首都を制圧したのだ。

国連の警告を無視して一方的に新政府樹立を宣言した彼らは、排外主義を掲げ、日本をはじめとする各国の大使館を閉鎖し、国外退去を命じた。加えて何人かの外国人を、反国家活動をした重罪人として指名手配したのだが、そこになんと俺の名前があったのだ。

もちろん身に覚えはない。俺はアシュラフにどうしたらいいか相談した。

「見せしめにしたいのだろう」とアシュラフは言った。「捕まればおそらく死罪。よくても拷問され方輪にされる。周大、急いで逃げたほうがいい」

俺は震えあがった。何の罪もないのに見せしめのために死罪になる、そんなことがあっていいのだろうか。

俺は、芽衣と一緒にこの国を脱出することにしたが、すでに空港も国境も武装勢力に抑えられていて、指名手配となった俺が突破するのは難しそうだ。思案に暮れていると、アシュラフが自分の故郷に一時身を隠してはどうかと勧めてくれた。

「首都にいるよりは安全だろう」

この国に他に頼るところはない。

「アシュラフ、よろしく頼む」

こうして俺たちは、首都から400キロ離れたこの街にやってきた。
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