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汚されたリクルートスーツ
第2章 悪夢の研究室

「どっこいしょっと 」

教授はわざとらしく声を出し、ソファに座る真由の隣に腰掛ける。
真由と一瞬目を合わせると、そっと肩に腕をまわされた。突然のことに反射的に身体がビクっと反応する。

「えっ…あ、あの…」

「谷村さんは彼氏とかはいるの?」

突然の状況に混乱し動揺してしまう。
教授は少しニヤッとしながら真由をみつめる。

「…えっと…いないです」
「へえ、いつ頃からいないの?」
「…あ、えっと…1年くらい…いません…」
「ふーん、もったいないね。こんな、かわいいのに」

肩にまわされていたはずの手が伸び、胸に触れる。
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