パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 ten

琉生の作ってくれるスクランブルエッグは今まで食べてきた中で1番美味しい。


ホテルみたいにトロトロで毎日食べたいくらい。


「琉生のスクランブルエッグの作り方教えてほしいなぁ」


サラダを作り終え、大好きなクロワッサンをトースターで温めている時、そう言えば琉生は「だーめ」と苦笑いした。


「作り方教えたら愛結が僕を頼ってくれなくなっちゃうから」


「そんなことないのに…」



今度作ってるところ見よう。


そう決心して、私たちは朝食を食べ始めた。