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幼馴染の重すぎる愛
第10章 ten
「琉生っ…遅くなってごめん…」
「いいよ。それより体調悪いなら今日は帰ろっか?お粥作ってあげるよ」
「ううん、もう治ったから大丈夫。ありがとう」
琉生に嘘をついてしまっていることに胸がズキズキと痛む。
その後は一緒に学食に行ってご飯を食べた。
ご飯を食べ終わる頃──…
「あ、愛結ちゃん!」
詩織ちゃんに声をかけられた。
隣には彼氏の優斗くんも一緒だ。
「愛結、誰?」
「詩織ちゃん。この前話した…」
「そっか」
琉生は少し素っ気ない感じ…。
詩織ちゃんが私の事を裏切ると思ってるのかも。