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幼馴染の重すぎる愛
第10章 ten
「琉生くんだよね?詩織です。よろしく」
「よろしく」
「こっちは彼氏の優斗」
「へぇ」
凄く興味がなさそうだから詩織ちゃんに申し訳なくなってしまう…。
琉生はきっと私のためにこんな態度を取ってしまっているだけだと思う。
勘違いしないでほしい…、と思っていると詩織ちゃんと目が合ってニッコリした表情だったから安心した。
「ねぇ琉生くん、今度愛結ちゃんとランチしてきてもいい?」
「え?」
「愛結ちゃんと仲良くなりたいんだけど…」
「愛結は…?」
不安そうに琉生に見つめられるから、同様してしまうけど、ここで断ったらまた友達を無くしてしまうかもしれない。
「私も詩織ちゃんとランチ行きたい…」