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幼馴染の重すぎる愛
第14章 fourteen
久しぶりの実家は何も変わってなかった。
私が家に入ると、ママはびっくりしたのか玄関に走ってきた。
「愛結!?どうしたのいきなり!」
「ママ……、助けてっ……」
安堵からか、涙が止まらなかった。
パパは単身赴任で海外に行っていてよかった。
こんな姿、見られたくなかったし…。
「何があったの?」
リビングのソファに座ると、ママは私の好きなココアを作って持ってきてくれた。
私は今までのことを話した。
「愛結はどうしたいの?琉生くんの事はもう好きじゃない?」