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幼馴染の重すぎる愛
第14章 fourteen
琉生の事が好きかどうか、今はもう分からない。
「今はもう分からないの…。少し離れたくて」
「そうね、距離をおいて分かることもあるし。それより愛結痩せたね?朝ごはん作るから待ってて」
ママは手際よく朝食を作り、テーブルに並べた。
でも、ずっと食事を摂っていなかったからか、半分も食べられなかった。
「残りはお昼に食べるね」
「無理しなくていいよ」
ママは私を心配して少し部屋で休むことを勧めてきた。
「じゃあちょっと寝るね」
部屋に向かおうとソファを立つと、インターホンが鳴った。
「こんな朝早くに誰かしら」とママがモニターを確認しに行った。
「愛結、琉生くんが来たみたいだけどどうする?」