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幼馴染の重すぎる愛
第14章 fourteen
「会いたくない…」
「分かった。ママが上手いことやり過ごすからお部屋で休んでなさい」
急いで2階の自分の部屋に向かったけど、ふたりの会話が気になって階段でこっそり盗み聞きをしてしまった。
「突然すみません…、愛結来てませんか?」
「来てるわよ。今は部屋で寝てると思うけど」
「会わせてもらえませんか?」
「ごめんなさいね、今は誰とも会いたくないみたいなの」
「そうですか……」
「スマホで連絡とってみたら?その方が愛結も話しやすいかも」
「電源を切ってるみたいで…、連絡も取れないんです」
そういえば、マンションから出る時にすぐ電源を切ったんだった。