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幼馴染の重すぎる愛
第14章 fourteen

「少しだけでも…、顔を見るだけでもいいんです。朝起きたら愛結が居なくなってて…」

「朝早くに愛結が帰ってきて私もビックリしたわ。琉生くんの気持ちは分かったけど、あんなに痩せた愛結を見て私も凄く心配したのよ。今の琉生くんには会わせられないわ。愛結が自分の意思で帰るまで待っててもらえないかしら」

「また明日来ます……」


何度来てくれたって、私は会いたくない。


だってどれだけ謝ってくれても過ぎてしまった時間を取り戻すことはできない。


何年も苦しんでいたのを琉生は一番側で支えてくれていたと思ったのに、その琉生に嵌められていたなんて…。


今でも信じられない……。

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