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幼馴染の重すぎる愛
第14章 fourteen
実家に戻ってきて3日が過ぎようとしていた時、私はスマホの電源を入れた。
この3日の間に琉生からの着信やLINEはびっくりするほどきていた。
LINEを開く勇気が出ない。
詩織ちゃんからも何件かLINEが来ていたから、そっちを見よう。
詩織ちゃんからは、私を心配する内容しかなかった。
『愛結ちゃん大丈夫?』
『余計なことしちゃってごめんね…』
『監禁とかされてないよね?』
『気付いたら返信欲しいです』
余計なことなんて何一つしてない。
だって詩織ちゃんが琉生と話してくれていなかったら私はずっと琉生の本性に気づくことができなかったから。
『返事遅くなってごめんなさい。実家に帰ってきているので大学は暫く休みます』