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幼馴染の重すぎる愛
第15章 fifteen
マンションから1番近いスーパーは歩いて5分もかからない。
夕暮れ時のスーパーは主婦や仕事終わりのサラリーマンが大半だったけど、同じぐらいの年代のカップルや友達同士で仲良く買い物に来ている人もいた。
スーパーなんて久しぶりに来た。
今まではずっと琉生が1人で買い物に行っていたから、私は部屋で待っているだけだった。
周りを見渡すと、何人かで来ている男の子のグループと目が合った。
すぐに逸らしたけど、1度目が合ってしまうと、その後も視線を感じるようになってしまって怖くなってしまった。
私は咄嗟に琉生の服の裾を少しだけ掴んだ。