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幼馴染の重すぎる愛
第16章 sixteen
夕食を終えてお風呂に入ってからも愛結は僕から離れなかった。
望んでいたことでも、愛結の変わりように心配の方が大きかった。
「愛結、どうしたの?」
「人が怖い…っ」
「大丈夫、僕がいるから」
泣きそうになってる愛結を僕の膝の上に乗せると、愛結は抱きついてきた。
「愛結、キスしたい…」
拒否られたら我慢しよう…。
これ以上愛結を怖がらせたら逆効果だから。
そう思ったが、愛結は顔を上げると、自らキスをしてきた。
そんな事したら、我慢できなるなるのに。
でも、一歩間違えれば僕も恐怖の対象になる。