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幼馴染の重すぎる愛
第16章 sixteen

眠りについたとき、愛結の声が聞こえた気がした。


夢に愛結が出てきたのかな…。


「琉生っ…、琉生…」


ハッとした。


夢じゃない。


目を開けて声の方を見ると、床に座り込んで僕の布団を握って今にも泣きそうな愛結が居た。


「どうしたのっ…?床冷たいからこっちおいで」

「寝れなくて…、一緒に寝てもいい…?」

「いいよ。ほら、おいで」


愛結は僕の布団に入ってすっぽりと腕の中に収まった。



大丈夫。

愛結を傷つけてしまった分、僕が愛結を一生守っていくから安心して寝ていいよ。


頭を撫でていると、愛結は直ぐに眠りについた。


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