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幼馴染の重すぎる愛
第16章 sixteen
少しでも外に出るきっかけになればと、僕は近場にあるアクセサリーショップに来た。
愛結に似合いそうなピアスを2つ手に取って、会計を済ませて急いで家に帰った。
「愛結、ただいま。部屋入ってもいい?」
「うん…」
ドアに鍵は閉まっていなかった。
中はカーテンが閉められていて電気付いてなかったから真っ暗だ。
電気をつけると、ベッドの上で小さくなって座ってる愛結がいる。
「はい、これお土産」
「ありがとう…。可愛い」
買ってきたピアスを渡すと、愛結の表情が明るくなった。
愛結の事だから、家では付けないとは思う。
これで少しは外に出てくれればいいけど…