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幼馴染の重すぎる愛
第22章 twentytwo

琉生は私の両親に大学を辞めて2人で暮らす許可を貰ったと言っていたけど、私は琉生がママ達にどんな話をしたのかは分からない。


琉生は笑顔で何も心配することは無いっていつも言ってくれる。


私は琉生に何もしてあげれないのに、といつも自己嫌悪に陥ってしまいそうになる。


感情を上手く隠せない私は、琉生に心配をかけてばかり。


だから私も琉生になにかしてあげたいのに、何もしてあげれなくて悩んでいた。


「愛結、ベッド行こ?」

「うん」


引っ越してから半年、琉生に何かして欲しいことない?と何度も聞いたけど、愛結がいれば何もいらないと決まって答えられてしまう。

納得のいかない私は毎日何度も聞いた気がする。


難しい顔をしながら「じゃあ…」と琉生が言ったことがある。

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