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幼馴染の重すぎる愛
第5章 five
寝室のドアが開いて、琉生は私の隣に来るとホットミルクを持ってきてくれた。
私は琉生に心配させるばっかだ。
「ごめんね…」
「愛結が謝ることじゃないよ。僕がもっと気をつけるべきだったんだ…。愛結初めてなのに…」
そっか…。
きっと琉生はかっこよくてモテるから沢山経験してるのかもしれない。
そう思うと少し悲しくなってしまった。
「愛結…?」
知らぬ間に涙が流れていて、慌てて涙を拭ったけど琉生は見逃してはくれなかった。
「ごめんっ…そんなに辛いとは思わなくて…っ、愛結が嫌ならもうしないから泣かないで…?」