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第3章 回想　里織

　頭を狂った様に振り悶える。
　膝から力が抜け崩れ落ちるのを防ごうと俺の頭にしがみつくがそれが余計に胸に刺激を与える結果となる。
　夢中になって乳首を吸い弄んでいた頬にサラリと何かが触れる。
　横目で見ると舌技に集中したせいですっかり忘れ去れていたもう一つの乳房に涼音ちゃんが俺を真似て口を付けていた。
　頬に触れたのは涼音ちゃんの髪の毛だった。
　二人がかりで乳首を責められる初めての経験に小学生の女の子は悶え歓喜の涙に頬を濡らし緩んだ上下の口から涎を垂れ流す。
　左右の乳首を別の人間に嘗め回される。
　当然嘗め方に統一性はない。
　俺と涼音ちゃん。それぞれが自分勝手に舌を動かす。
　更に股間を嬲る指。
　大人の女性でも経験する事のない性技に他人から初めて愛撫を施される小学生が耐えられるわけがない。
　もっと狂え！
　もっと悶えろ！
　もっと自分を解放しろ！
　指をパンツの股ゴムから中に入れてびしょ濡れの秘裂を直に逆撫でする。
　指を湿らせつつ移動する指先に意識を集中する。
　「クゥン！」
　指の腹が小さな小さな突起を撫でると鼻にかかった仔犬みたいな声が上がる。
　「里織ちゃん。気持ちいいって言って。」
　再度の魔女の囁きに催眠術にでもかかったかのように里織ちゃんの口は素直に開く。
　「気持ちいい！オッパイとクリトリス気持ちいいの！里織おかしくなりそう！」
　流石は耳年増。わざわざ教えなくても必要な単語は知っているみたいだ。
　「乳首とクリちゃん、どっちが好き？」
　「乳首！乳首が好きなの！アァ～ン乳首舐めて！」
　まあ、普段から乳首メインでオナニーしてるならそうなるだろう。
　・・・が、今日は是非クリトリスの良さを覚えて帰ってもらおう。
　固く決意すると乳首から口を離して跪く。
　目の前にきた縞パンのウエストに手を掛け有無を言わせず足首まで引き下ろす。
　汗と愛液で蒸れた磯臭いような独特の臭いが鼻腔を突く。
　クラクラするような淫臭を放っているのは想像した通り無毛の恥丘の下の穢れない一本筋の秘裂。
　プックリした大陰唇を指で開くとビッシリと白いカスが溜まっている。
　お風呂に入っても表面しか洗ってないのだろう。
　溜まりに溜まった恥垢を愛液で濡らした小指で優しく刮ぎ落とす。