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かくれんぼ
第5章 大人の階段
 海での楽しい淫靡な時間はあっと言う間に過ぎて行き時計は14時を指そうとしていた。
 「帰るぞ!」
 短い一言にこれからのスケジュールを知っている二人は文句も言わずに片付けを手伝ってくれた。
 来た時とは逆に乱雑に荷物を放り込み忘れ物の確認もそこそこに車を出す。
 15分程走り少し寂しい山道に入る。
 小高い山の頂上にポツンと建つ一件のホテル。
 ホテル秘密の花園・蕾
 その道の者には聖地と呼ばれているホテルだ。
 オーナーが極度のロリコンで客の幼児連れ込みを黙認してくれるのだ。
 俺みたいな一般人が知ってるくらいだから当然警察もここの存在は知ってるだろうに潰されずに営業を続けていられるのはお国のお偉いさんの多くがここの常連客だから・・・なんて噂がある。
 事の真偽は闇の中だ。
 触らぬ神に祟りなし。
 知らぬが仏。
 見ぬこと清し。
 閑話休題。

 地下駐車場にハイエースを入れて三人で降り立つ。
 場内には真っ昼間だというのに何台もの車が停まっている。
 ベンツ
 BMW
 ワーゲン
 高級車が並んでる中で俺のハイエースは悪目立ちしている。
 まあ、帰りに迷う事がないからいいか。
 二人の少女を左右に侍らせ文字通りの両手に花。
 エレベーターホールに迎いながらその花達の感触の違う尻を堪能する。
 エレベーターホールには大きな電光パネルがあり部屋の選択が出来るようになっていた。
 電気が消えているパネルの部屋は使用中。
 20部屋程有る内の半分以上が暗くなっている。
 世の中好き者が多いよな。
 自分の事は見事に棚上げだ。
 「さて、どれがいい?」
 問われた二人は物珍しそうに部屋の写真を見比べている。
 ラブホが初めての少女はもとより俺ですら目移りする。
 オーナーの趣味なのだろう。
 内装は幼稚園の遊戯室や園庭を模した物や小学校の教室、図書室みたいな物まで様々だ。
 部屋の名前も◯◯号室なんて色気がないのではなく「花園幼稚園・椿組」だの「花園小学校1年3組」だのと洒落が利いている。
 キャッキャ言いながら二人が選んだのは滑り台やジャングルジムが有る「花園公園」だった。
 
 !
 「花園公園」のドアを開けて俺は目を疑った。
 確かにジャングルジムや滑り台、鉄棒がある。
 在るには在るが其々に手枷足枷が付いている。
 SMルームじゃないか!

 
 
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