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かくれんぼ
第5章 大人の階段
 パネルの写真では小さくて判別出来なかったのだ。
 これは困った。
 SMチックなプレイも嫌いではないが今日はそういう趣向ではない。
 今からでも部屋を変えるか?
 「こんな事で私が屈すると思うなよ!」
 はぁ?
 突拍子もない声に思考が中断される。
 何事かと見てみればジャングルジムの手枷にぶら下がった里織が涼音を睨み付けている。
 「クックックッ!そんな格好で何が出来ると言うのだ。」
 鼻で嗤いながら涼音が囚われ人の胸を鷲掴みにする。
 「クッ!殺せ!」
 あのね。
 なんで小学生がクッコロなんか知ってるの?
 最近の子供は怖いわ。
 「おぉ~い!君達はどこの姫騎士様と魔王様なのかな?」
 「あ、大魔王様が来た!」
 「おのれ大魔王め!」
 いやいや。
 それはもういいから。
 苦笑しながら二人の頭を撫でてやると声を揃えてキャラキャラと笑い出す。 
 「ほら!時間がないぞ。早くシャワー浴びておいで。」
 「はぁ~い!」
 元気な返事をすると二人はその場でTシャツとスカートを脱いでしまう。
 なんで下着着てないんだよ!
 そうと知ってれば駐車場でお尻撫でる時スカートの中に手を入れたのに!
 後悔している俺の前に短時間とはいえ強い日差しに晒されて水着の形にうっすらと日焼けした裸体を晒した二人は手を繋いで浴室の方に向かって行った。
 やれやれ。
 床に脱ぎ捨てられた四枚の布をかき集めそれに顔を埋める。
 複数の石鹸や洗濯洗剤と児童特有の甘い体臭が混じった媚香が鼻腔から脳天を突き抜ける。
 股間の愚息が目を覚ますのに2秒とかからなかった。
 「タヌキさんの変態。」
 「タヌキさんのエッチ。」
 見ると浴室のドアから二人が顔を覗かせていた。
 今更エッチだ変態だの言われても痛くも痒くもない。
 「早くシャワー浴びろ!」
 「キャ~~~!」
 半笑いの怒声に二人の姿が浴室に消える。
 遊具の置くに置かれたワイドキングサイズのベッドの足元に腰掛け再度匂いをたのしんでからそれをサイドテーブルの上に置く。 
 目の前の壁はマジックミラーになっていて浴室で戯れる少女達の姿が丸見えだ。
 それを眺めながら壁のコントローラーのスイッチを押す。
 天井、壁、床。
 室内様々な場所に埋め込まれたビデオカメラが同時に撮影を始める。
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