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私たちは、女同士でエッチする
第18章 ラナと紗耶香 3
 そこには相手の体臭だろう、蒸れた汗の匂いが残っており、それを嗅ぐと心拍が挙がって頭がクラクラとしてしまう。

 もっとも。

 それは紗耶香だけではなかった、その様子を少し離れた茂みに潜んで見ていたラナもまた、あそこがジュンと熱く潤み、体から汗が噴き出して来る。

 この時まだ、二人は知らなかったのだがお互いの体液や分泌物が、相手にとって非常に強力な催淫媚薬の効能をもっており、しかもそうとは気づかずに彼女たちはそれを、大量に摂取し続けてしまっていたのだ。

 少し歩いただけで汗だくになってしまう熱帯のジャングルにおいて、いかに身形に気を付けてはいても、匂いや汚れを完全に払拭することは困難だった、ましてや紗耶香もラナも、ここに来てからと言うモノろくにオナニーもしていなかったから、性欲の高ぶりは激しさを増す一方だった。

「はあ、はあ、はあ、はあ・・・っ!!」

(アイツ、名前なんて言うんだろ。可愛いな、それにすっごいいやらしいにおいがする・・・っ❤❤❤❤❤)

 もう我慢できないと思い、襲い掛かって犯そうとした、その時だ。

 突然目の前の少女がああっ、と色っぽく叫んだかと思うと着ていた服を脱ぎ捨てて全裸になり、オナニーを始めたではないか。

「はぁーっ、はぁーっ。はあぁぁぁぁぁぁぁんっ❤❤❤❤❤あ、あっ。ああん・・・!!!」

(なんて色っぽい声を出すんだ・・・)

 一瞬、“気付かれたか!?”と思って身構えるラナだったが、それは杞憂だった、全裸になった少女は繁みの中のラナには気付かず自慰行為に耽り始めたのだ。

 その姿は、それまでラナが感じたこともないくらいに淫靡で美しかった、片手で胸をもみながら、もう片方の手で股間をまさぐっている。

 よほど興奮しているのだろう、その手つきは徐々に激しさを増してきており、呼吸も荒くなっていた。
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