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私たちは、女同士でエッチする
第19章 ラナと紗耶香 4
 それだけでは無い、彼女の術式にはもう一つの効能があった、それは。

「あ、あああっ!?うああああああああああーーーーーーっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

「オ、オオオッ!?ウオオオオオオオオオオーーーッッッ♪♪♪♪♪」

 己の波動と相手のそれとを胎内深くで混ぜ合わせる、所謂“房中術”としての力であったがこれは紗耶香も“気”を扱う事がある程度出来ていたため、直ぐさま自身の身体に起きつつあった“異変”を感知して対処する事が可能であった、寧ろ女性器同士が押し合わさっている状況を利用して自身もラナの生殖器奥へと負けじと波動を打ち込んで溶け合わせて行くモノの、しかし同時に。

「あっひああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーー・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

「ウホオオオオオオオオッッッ!!!!!!」

 そんな二人の取った行動の結末は更なる悦楽地獄の始まりに過ぎなかった、互いの思考や記憶が流れ込んできたおかげでラナと紗耶香にはそれぞれ、相手の素性や生まれてからこれまで辿ってきた人生、その願いや意思に加えて全身を駆け巡っている、熱く蠢く強大なエクスタシーなどが、全て共有されてしまったのだ。

 とくに肉欲は厄介だった、体中がむき出しの性感帯に覆われている状態で互いにしっかりと抱きしめ合い、交わり合っていたために自身の感じる快楽が、そのまま相手にフィードバックされてしまい、それがまた自身へと跳ね返って来る、と言う事が少女たちの間で、一瞬の間に何度となく繰り返される。

 そのため、その官能の嵐は収まるどころか、何もせずともドンドン増幅されていった、しまいにはその意識が、気が狂う寸前にまで追いやられてしまう。

「い、いやあぁぁぁぁぁっ。そんなの・・・っ。ん、んむむむむうううぅぅぅぅぅぅっっほおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!!!!」

 それだけではない、ラナと直に感覚や意識、波動が繋がり合ったことで紗耶香は彼女の思いを知ってしまった、すなわち本気で女の子同士で子供を作れると信じていること、そしてそれをこれからやろうとしていることをだ。

 何事か絶叫しかけて、しかし唇を奪われた紗耶香は直後に、メメックでマ〇コを思いっきりプレスされる。
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