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キミ、拾った。
第3章 何ということでしょう
実際、楓の下着はだいぶ濡れていた。
「ヒッ……ぅ……ハァ…っく」
こする度にぶるっと、身を震わせて最後の一滴までしぼりだすようだった。
二人の息も徐々に落ち着きを取り戻し始めた頃、楓はアキの体が、冷えていくことに気づいた。
「…冷えてる。もっかいお風呂に使っておいで?」
タオルを渡して、楓はウェットティッシュで汚れた床を拭いた。
「楓さん…ごめんなさい…お部屋汚しちゃって…」
「いいんだよ。あたしがやったようなもんなんだし。でも、ちゃんと、体ながしてこないとベッドには入れてやんないからねっ」
ビシッとアキに指を指していうと、アキは素直にお風呂に向かった。
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