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制服を着た獲物
第3章 仕返し
  香坂は、顔や体を壁に押し付けていた恭子をこちらに向かせた。相変わらず恭子の眼は自信なさそうで人を探るような目をしていた。ただ恭子の三白眼からは怯えは消えていた。だからと言って香坂が許されたわけでもない。
「悪かったな」
「……」 
「お前は俺が今まで抱いた女の中で一番だ」
「……」
「俺は嘘を言っていない、お前は最高の女だったよ」
「……」
「何とか言えよ」
「ばか」
「そう、それでいいんだよ。それでこそお前だ」
「ばか」 
「そこで、ばかな俺から提案があるんだ、聞いてくれないか」
「……」
「なぁ、いいだろ?」
「提案? 何よそれ?」
「俺に乗り換えないか?」
「乗り換える、それどういう意味?」
「エロ支配人から俺に乗り換えるってことだよ。あんなやつより俺の方がいいぜ」
「……」
「俺ならお前のま×こをご無沙汰になんてさせないさ。俺はお前と毎日セックスをする。そうだ、この部屋なんかどうだ? ここなら誰も来ない。この部屋を俺とお前の秘密基地にするんだ。また下半身だけ露出させてやりまくる。もちろん俺のマンションでも構わないさ。まぁ、男一人の何にもないマンションだがね。悪くない提案だと思うよ。どうだ?」
「……」
「黙ってないで何とか言えよ」
「毎日なんてできるの? お・じ・い・ち・ゃ・ん?」
「ははは、いいね」
「……」
 香坂はこの生意気な女の言葉が好きだ。詰られれば詰られるほど、香坂は体で恭子をねじ伏せたくなる。恭子の言葉は、香坂の性欲の燃料となっているのだ。
「なぁ、頼むよ。俺に乗り換えろよ」
「……考えておくわ」
「よし!」
「何がよしよ」
 恭子の手が香坂の肉棒に伸びてきた。形や大きさ、硬さを確かめるみたいに香坂の男根は恭子に弄られた。
 香坂の手もまた恭子の秘部を弄る。赤ちゃんの髪の毛のような細い陰毛。今はぴたりと閉じた恭子の割れ目。香坂は極上の制服を着た獲物を手に入れたことに満足している。
「ガキのま×こだな。痛っ!」
 恭子が香坂の肉棒を思いきり握った。
「今度私をガキとか言ったら許さないから。わかった?」
「ああ」
「あなたって子供みたいね。秘密基地とか言ったりして。本当のガキはあなたよ」
「……あなた、か 、悪くないね」
 香坂はそう言って、恭子にキスをした。
 煙草の匂いがした。
 
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