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狂愛の巣窟 〜crossing of love〜
第2章 【愛しき人たちに囲まれて幸せなのです…】





ソファーに押し倒されます。
抵抗しても負けるのはわかってる。
でもこのまま流されるのは有紗に顔向け出来なくなるので理性を保ちます。
グイと押し返した。




「此処で私を抱いた後に有紗も抱くの?娘のこと、そんな風な扱いしないで欲しいわ、がっかりさせないで」




わかってる、有紗がこうなるように企んで先に行かせたことも。
“刺激が足りないの”とも言っていた。
“ママが理久くんの上で腰振ってる姿が一番興奮するから”って。
我ながら凄い娘だなと思う。
彼氏を母親に寝取らせるんだから。




「ご、ごめんなさい」




床に座り込んでしまった彼をソファーに座らせる。
溜め息をつく私に小さくなってる。




確かに、2年前の私の誕生日では、この家で乱交パーティーが開かれた。
そこに理久くんも来ていた。
交わったかどうかは記憶が定かでないけれど、彼はその場で有紗とセックスしていたのは覚えてる。
だから全て見てたのよね。
私が淫らに全員と交わるのを。




去年は色々あってパーティーは開けなかった。
このご時世だしね。
いや、もうあんなの凄過ぎて身体が保たなくなっちゃう。




「こんなこと言えた立場じゃないけど、有紗だけは悲しませないで」




本当、どの口が言ってるんだか。
すると、何を思ったのか
「絶対に触れないんで見ててもらえますか?」と固くなった股間を自ら扱き出したのです。
痛い…とファスナーを下ろし先っちょの濡れた若々しい肉棒が顔を出す。
血管が筋張っていてはち切れんばかりの元気な肉棒を上下に扱いている。




「ちょっと、直しなよ」




「嫌です……もう、出さないと辛くて」




「え?有紗とシてないの?」




「十和子さんに会うまでは禁欲だって……1ヶ月出せてないです」




1ヶ月っ!?
健康な男の子なら1ヶ月は拷問では!?
有紗、何考えてるの?
私に会うまではって、私に面倒見させるつもり!?




「有紗が来たら部屋行って良いから、私も外行ってるし」




「ハァハァ……十和子さんに見て欲しい」




我慢汁なのか唾液を垂らしたのか、クチュクチュと卑猥な音が近くで聞こえる。
そしたら追い打ちをかけるかのように有紗からの着信。








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