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音 (~次の小説への 序小説~)
第1章 何処にいたって、聞こえてしまう
「夢花さん、これなんですけど」

「ああ、何?」


父は 自由業を 大学生の時に 初めて
成功した

でも、私が生まれた きっかけは
芸能事務所を建て

それが成功し始めたのに
結局破産

残った事務所から 一人の大女優が生まれた
それが 私の母である


今もハリウッドで活躍をしている
「Sumire」と同じ舞台に 立ちながらも

活躍中の中
父を 側で支えたい
愛し合った 二人は結婚をして
めでたく 私が生まれました


で、高校生になった今
私は 自分の小遣いを 稼ぐために
島倉事務所 (自分の家)で バイトしている



で、泰樹は今を ときめくアイドル♪
「TOF」のリーダー
TOFは島倉事務所 一押しのグループ


私の好きな人はその泰樹


でも、ここ最近 彼は 恋煩いを 抱えている


別に両思いとかに なりたい訳じゃない

ただ、仕事に支障が でないといいな


そう思うのは
父譲り だと思う
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