この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第4章 オフィスメイド 二宮 由紀

 奥座敷の雪見障子の外には、狭いながらも四季が感じられる坪庭がある。枯山水の石組みに、大振りの松と、小振りに仕立てられた梅、山もみじ、沈丁花、ドウダンツツジなどが配され、初秋には、庭隅のツワブキが黄色い花をつけている。

 その坪庭の片側に突き出す形で風呂場が設けられ、ヒノキの湯船に浸かると、坪庭に視線が通るよう、低い位置に横長の窓が取り付けられている。青山は、足元がふらつく由紀を支えて湯船に入り、2人並んで、坪庭の風情にひたっていたが、やがて、由紀を抱き寄せ、自分の腰の上に横座りさせて、片手を乳房に沿わせた。由紀は、頭を青山の肩に載せ、唇を求めた。静かな時間が流れた。

 風呂から出ると、青山はバスローブだけをまとい、納戸の仙台箪笥の鍵を開けて、パッキングポーチを一つ取り出してきた。そして、由紀の目の前で開けると、鎖紐のついた赤い革の首輪を手にした。由紀は、青山の意図を察し、裸のまま正座して背筋を伸ばし、身じろぎせずに、首輪を巻かれた。二人とも、無言のままだった。
/192ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ