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神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第5章 オフィスメイド 関口 美穂

久松が、 「美穂さん、気に入ってもらえると嬉しいんだけど。」 と言って、美穂を見つめると、美穂の目から涙がこぼれ落ちた。久松が、あわてて美穂の頬にハンカチを当てた。美穂は、きつく締められたウエストを少しだけ曲げてお辞儀をしながら、 「嬉しいです。有り難うございます。」 と言いながら、ドレスの腰周りを手で引き上げ、ゆっくりと体を一回りさせた。そして、美穂は、久松にバッグから化粧ポーチを取り出してもらい、少し化粧を直した。
リビングの壁にしつらえられた、天井まである書棚の前で、子供の頃からカメラが趣味だった久松は、ライティングを工夫しながら、愛用のキヤノンEOS-Rをセットした。そして、2人で次々にポーズをとりながら、手の中のリモコン・シャッターを押していった。最後のポーズに、久松が、 「これは2人だけの写真だから。」 と言って、美穂にキスをした。フラッシュが光った。
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リビングの壁にしつらえられた、天井まである書棚の前で、子供の頃からカメラが趣味だった久松は、ライティングを工夫しながら、愛用のキヤノンEOS-Rをセットした。そして、2人で次々にポーズをとりながら、手の中のリモコン・シャッターを押していった。最後のポーズに、久松が、 「これは2人だけの写真だから。」 と言って、美穂にキスをした。フラッシュが光った。
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