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神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第2章 オフィスメイド 神崎 愛実(めぐみ)

「かしこまりました。それでは、神崎愛実をご一緒させましょう。彼女、2年目で一番若いんですよ。伊集院さんとは、これまで短時間のご奉仕が何回かあったとは思いますけど、この機会にゆっくりお相手させましょう。それに、ちょうど、ロンドンの投資銀行に送る書類が出来上がってまして、サインがたくさん要りますから、彼女に持参させます。」
「有り難う。彼女は、確か、柳原さんの紹介で社員になったと聞いたことがあるなあ。」
「そうなんです。父親は、柳原さんのところの高級家具輸入の会社で活躍していたんですが、病気で亡くなりましてね。柳原さんも不憫に思って、母親を社員に雇って面倒を見ていたんですが、無理がたたったのか体調を崩して、療養が長引きそうなんですよ。親戚も殆どいないので、柳原さんも彼女の将来のことを考えたんでしょう。若いうちにかなりの蓄財ができる仕事だからと、勧めたようです。本人も、母親のことで強い気持ちがあるんでしょうね。うちの会社にすっかり馴染んでくれましてね。境遇を感じさせない、明るい娘(こ)で、皆さんの評判もいいんですよ。」
「僕も、これまで、彼女と何回か会った印象では、屈託のない明るい娘(こ)でそんな身の上とは思わなかった。皆で大事にしてあげないとね。それじゃあ、週末楽しみにしているよ。」
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