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神戸国際投資顧問会社秘話~”オフィスメイド”というご奉仕の形
第2章 オフィスメイド 神崎 愛実(めぐみ)

伊集院は、愛実のアゴに手を添えると、そっと唇を合わせた。愛実は、伊集院のやさしい言葉に目が潤むのを感じながら、夢中で舌を求めた。唇が、糸を引いて離れても、伊集院は愛実の胸に這わせた手を、愛実は男根を握った手を、それぞれゆっくりと動かし続けた。掛け流しの湯の音だけが響く、静かな時間が流れた。
やがて、伊集院は微笑みながら、 「夏にここに来た時はね、いつも午後に半身浴でたっぷり汗を出してから、こうやってくつろぐんだ。」 と言って、岩風呂から出ると、庭に面した大きなガラス窓を開け、その前に置いたヒノキの腰掛ベンチに座り、愛実を手招きした。愛実は再び伊集院の横にぴったりくっついて座り、松林を眺めていると、窓から、松葉の香りがする爽やかな涼風が入り、次第に汗が引いていった。
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