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繋がり
第4章 熱
「蒼ー?お風呂、はい……ってあれ、寝てる」
私がお風呂からあがると蒼はソファで眠っていた
「ふふ…」
無防備に寝ている姿が可愛くて
私はソファに近寄って、顔をのぞく
可愛い…
蒼の顔を改めて見つめる
やっぱり、かっこいいよなぁ。
黒い髪にすっとした鼻筋。
「……蒼」
小さく呟くとふと、蒼が目を開けた
「あ」
「ん………藍?」
「……お風呂、入る?」
「……んー………うん」
蒼は目を閉じながらうなずく
「こーら。蒼、寝ないのー」
「……藍…」
「え、ちょっ!」
寝ぼけながら蒼は私を抱き締める